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BEGINNING

養鶏を始めようと思ったきっかけ

はじめまして。比企群吉見町で養鶏場を営んでおります。
生まれも育ちも鴻巣の私。
就職を機に東京で生活しますが、子供が小学校入学前に15年ぶりに埼玉へ戻ってきました。
フリーランスでアパレルデザイナー業も兼業しております。
世界第二位の環境汚染産業と言われているアパレル業界、社会的にSDGSに配慮した動きになってきていますが、 私個人でも何かできないかと考えました。
また、娘の夢が「パティシエ」になること。
母として何か応援できないか考えました。
デザイナーの仕事はかれこれ20年続け、十分にやりました。
次の若い世代に頑張ってほしい。私は次の新しいことにチャレンジしたい。
家族のため、環境のため、地域のため、安心安全なたまごを作りたいと思い、始めました。

THOUGHT

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HOPE

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できる限り自然に近い飼育方法でたまごを作りたい

自然養鶏卵法(著:中島 正氏)という本に出会い、この方法で鶏を飼育しようと思いました。
もちろん鶏は飼ったことがなく、農業に関して無知な私でしたが、目標に向けて少しずつ準備するため、2020年1月から吹上のガバレ農場(江原さん)のところに農業研修に通っていました。
江原さんの農場では有機JASを取得しており、米(慣行とアイガモ農法)、野菜、鶏卵を作っており、有機農法のサイクルができあがっていて、無駄のない農業をされています。
農業大学校の講師も務められており、研修生の受け入れもされているので、こんな無知な私でも受け入れてくださいました。
2020年2月からリタイヤに近い鶏を3羽引き取らせてもらい、庭で飼育をはじめました。
主人と二人で、鶏3羽には十分な広さの四面オールアウトの小屋を建て、自分で配合した発酵飼料を与えました。
2020年10月に雛10羽の飼育も始めました。その雛たちが初めてたまごを産んでくれた時には、喜びもひとしおでした。
動物愛護の観念から、ゲージでは飼いません。強制換羽や切嘴を一切しません。
世界の企業がゲージフリーのたまごに切り替えつつあります。(世界トップ2のレストランチェーンStarbucksが2020年までに100%ゲージフリー卵を調達し、ゲージで生産された卵の廃止を宣言しました。) このように市場でも平飼い、放し飼いたまごの需要が増えてきています。
日本人の意識が変わり、ゲージ飼育のたまごが減っていくことを祈っています。

廃鶏の先もしっかり責任を持つ

鶏の産卵率が6割を切り始めた2歳で廃鶏とし、入れ替えをします。
これは無駄に飼料代がかかるからです。S'sfarmではゆっくり育てているので、2歳以降も長く飼育します。
廃鶏の鶏の命も最後まで責任を持ちたいので、ペットフードにしたいと考えています。
運動量の多い平飼いの鶏の肉は肉質が硬く、人間が食べるには不向きですが、ケミカルなものを一切与えない飼料でのびのびと育った鶏の肉を喜んで食べてくれると思います。
アレルギー体質のペットにも大変ナチュラルなペットフードとなりえるので、私のビジネスプランの最終目標としています。

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